※次回開催未定
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この講座から学べること!
1.理念・クレドの具体的作成方法
2.経営方針書の必要性と作り方
(ミッション、ビジョン、行動方針など会社の基盤となる考え方の考え方)
3.理念・クレドを確実に現場に浸透させる方法
4.店長・アルバイト評価制度のつくり方
5.社員・アルバイト研修(入店後研修)のカリキュラムの考え方と作り方
6.毎年の行動計画(会社・店)の考え方と実行方法
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●「人を活かす多店舗化」のために、経営方針書を作ろう!
私がご支援先の経営者さんにお話していることは、スタッフの一人一人が「考える力」をつけ、個の力を伸ばすことで、会社も強くなり、また、永続的に続く会社づくりに繋がるということです。
しかしながら、個々が「考える力」をつけるといっても会社の中で働くわけですから、「自分都合」で考えてしまっては、会社や店がバラバラになってしまいます。
だからこそ、「判断基準」「軸」が必要であり、会社という枠で考えると、それが経営理念でありビジョンであり行動指針となり、そして、店で考えると、店舗理念(クレド)であり、店舗コンセプトとなります。
スタッフは、この理念やコンセプトに基づいて「どうすればいいのか?」「間違っていないのか」などを絶えず振り返りながら仕事を進めるというのが、私がご支援先のコンサルティングや勉強会で行っていることです。
これまでチェーン店の多くは、店の質を維持するために、チェックシートを活用し、「できている」「できていない」で店をチェックし、品質の維持を図ろうとしていました。(もちろん今も多くの店が活用されていますが・・・)
私はこれでは、かえって、「質」が低下すると考えています。
なぜなら、チェックシートに基づいて仕事をしてしまうため、仕事が「作業」になってしまうからです。だから、一時的には仕事ができても、ただ「作業」として行っているため、仕事の目的や本質を理解していないので、すぐに質が低下してしまうと考えています。
このような事態にならないように、会社と店の「あるべき姿」を確立し、それをスタッフに浸透させ(なぜなのか、という目的なども伝えながら)、絶えずすべての仕事の「あるべき姿」に対して、今はどうなのか?と振り返りをさせ、あるべき姿と現状との間に生まれるギャップ(これが店の課題であり、個人の課題)を埋めるために、何をすべきなのかを「考える」という組織風土を構築していこうと考えています。
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このあるべき姿をまとめたものが、当社が開発、推薦している「経営マトリクス」(右の写真)です。
マトリクスの作り方を簡単に説明しましょう。
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①9つのマスをタテに3つに分け、真ん中に会社としてのあるべき姿(経営理念、行動方針、ミッションなど)、店としてのあるべき姿(店舗コンセプト)、そして、スタッフのあるべき姿(これをもとに評価表も作成します)としてまとめます。これが会社としての「軸」となります。
②左側のマスには、会社が、5年後・10年後どうありたいかをできるだけ具体的に可視化させます。(これが会社のビジョンとなります)
単に数値目標だけでなく、店舗展開の方法、周りの評価、社員の姿などできるだけ具体的な状態目標を設定します。
③右側のマスには、5年後の会社のビジョンを達成するために、毎年何を強化していくのかを3つのテーマを設け、これも行動内容を具体化します。
このマトリクスのメリットは、一枚のシートに会社のあるべき姿、目指す姿、今年の課題をまとめるため、全体を俯瞰しやすいということ。そして、紙一枚にまとめていますから、持ち運びにも便利でいつでも「振り返り」が可能ということです。
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経営計画書を作る会社はたくさんありますが、”ただ作っただけ”という会社がたくさんあります。それではあまり意味がありませんから、このマトリクスは「活用する」ことを一番に考えています。
社員に「考える力」をつけるためには、会社・店の「あるべき姿」を明確化することがまず第一にやるべきこと。
そうでなければ、「何を考えていいか」分からないし、勝手に考えるスタッフが増え、会社がバラバラになってしまいます。
永続的経営を目指す方、社員に「考える力」をつけさせたいと考えている方で、会社の「あるべき姿」がイマイチ明確になっていない方は、ぜひ、この講座を受講ください。
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※ご支援を開始する際には、このように「経営方針書」を30~40時間社長さんと打ち合わせを行いながら、作成していきます。
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この講座の目的
この講座の目的は、下記の写真、当社独自開発した、「72の視点からの経営マトリクス」(経営方針書)を作成方法を学んでいただくことです。
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※「72の視点からの経営マトリクス」の一番の特徴は、自社の軸が1枚のシート(A3サイズ)で、一目瞭然になること。そして、1枚のシートに纏められているので持ち運びしやすく、いつでも自社の軸の「立ち返る」ことが可能であることです。
方針書にまとめる項目 |
具体的内容 |
会社のあるべき姿 |
経営理念、行動方針、ミッション等、会社の根幹となる、軸となる考え
をまとめる方法を学んでいただきます。
普段、スタッフに話していることや日頃考えていることを「言語化」する
ことで、理念がよりスタッフに浸透しやすくなります。 |
店舗コンセプト |
スタッフ自らが業態を守り、発展させるためにも、店舗コンセプトを
「言語化」していただきます。また、今の時代にふさわしいコンセプト
メイクの考え方、さらに、自店の強みの抽出方法等も学んでいただ
きます。 |
人財育成方針 |
「人を活かす」多店舗化のためにも、さらに、自社にふさわしい「人財」
をかくとくするためにも、自社の人財の「あるべき姿」を言語化すること
はとても重要な事。どんな人財になって欲しいのか、店長のあるべき
姿つくりの考え方を学んでいただきます。 |
将来のありたい姿 |
将来のビジョンを示すことこそ、スタッフのモチベーションを向上させる
ことに繋がります。将来のビジョンを数値目標だけでなく、状態目標を
具体化する方法を学んでいただきます。 |
重点行動の掘り下げ |
当社のご支援先では、毎年、方針書を策定しています。
現状の課題、1年後のありたい姿を踏まえたうえで、1年の「重点行動」
を作成しています。また、より成果をだす確率をあげるためにも、行動
自体を掘り下げ、より細かな行動計画を立てていただいています。
その考え方を学んでいただきます。
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この講座はこんな人におすすめ!
・経営理念をつくることが大切だと理解しているが、どのようにして作ればいいのかが分からない人
・多店舗化を推進しようとしているが、何から始めればよいのか、何をすれがよいのかが分からない人
・経営理念やクレドを店舗に浸透させたいけれど、どのように浸透させればよいか分からない人
・経営計画書、方針書を作りたいと考えているが、どのように作ればよいか分からない人
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経営方針書(マトリクス)のポイント
経営方針書の必要性
店が増えるとともにでてくる課題とその改善策、そして、経営方針書に必要性について解説しています。
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【「72の視点からの経営マトリクス」の構成】
自社の「あるべき姿」と「ありたい姿」を明確にし、現状の問題(ギャップ)とその対策を、9つのマスに詳細化します!
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【72の視点からの経営マトリクスの構成例】
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自社の「あるべき姿」(経営理念、会社の方針、自社のあるべき人財像など)と、自店の「あるべき姿」(いわゆる店舗コンセプト)を明確にし、その上で、自 社の「ありたい姿」(5年後のビジョン)を詳細化することで、現状の皆さんの会社の「課題・問題(ギャップ)」が明らかにします。このギャップを埋めるた めに、5年間でどんなことをやるべきかをまとめていきます。
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【「72の視点からの経営マトリクス」がなぜ重要?】
マニュアルやチェックリストを活用して、「店舗の質」を維持しようとしても、今は、かえって「顧客離れ」を起こすからです!
かつての多店舗化の成功法則は、「標準化と単純化」。効率的な店舗運営を図るために、マニュアルを整備しそれを順守させることで店舗の質を維持してきました。ただし、今は単純にマニュアルを整備したり、チェックリストを活用してお店の質を維持しようとすると、かえって、「顧客離れ」を起こす可能性が高くなりました。なぜなら、仕事が作業になるからですね。
だからこそ、今は、自社や自店の「あるべき姿」を明確にし、自社・自店の経営目的をスタッフに考えさせる、意識させることこそが、店の仕事の「本質」を理解させ、お客様の満足度を向上させることにつながるのです。
そして、多店舗化を図るためには、この「あるべき姿」を皆で共有することこそが、多店舗化のための最大の秘訣であり地域一番企業になるための必要条件なのです。
なにより、「軸」を明確にすることで、スタッフの「価値観」を同じにすることこそが、「強い会社」を作ることに繋がります。
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講座内容及び経営方針書の主な内容
【講座内容】
1、経営理念の作り方
2、理念とクレドの違い
3、小さな会社ほど、行動指針を明確にしよう!
4、店舗の質を維持するためには、「店舗コンセプト」を明確にしよう!
a)店の提供価値を明確にする!
b)ペルソナ像を確立することで、ターゲットを皆で共有する!
c)消費形態を確立することで、店の問題点が明らかになる!
d)商品開発の方向性を共有化するために、商品キーワードを確立しよう!
5、自社の人材の「あるべき姿」を確立する方法
→これができれば評価表が作れる!
6、「ありたい姿」(5年後のビジョン)の考え方
7、自社の強み、弱みを抽出する方法
8、今後の課題、やるべきことを明確にする方法
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講座概要
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【講師】

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中西フードビジネス研究所
代表/フードビジネスコンサルタント
中西 敏弘
1970年生まれ。奈良県出身、立命館大学経済学部卒。
大学卒業後、一旦他業界での仕事に就くが、飲食の仕事に就 きたいと思い、26歳で大手外食コンサルティング会社に転職し、それ以来飲食店コンサルティングの仕事に従事。2003年に中西フードビジネス研究所を設 立し、日本全国を日々東奔西走する毎日。携わった業態は、居酒屋からカフェ、イタリアンレストラン、ラーメン店まで多岐にわたる。得意分野は、店長指導、 多店舗化指導。コンサルティングのポリシーは、小手先の提案ではなく、クライアントの戦力等を十分考慮し、未来に向かって最適な戦略・戦術を提案すること である。
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お申込み
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講座代金は、前金制となっております。
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