2023年4月3日(火)開催!
脱コロナの今、今こそ、「原理原則」の重要性が高くなる!
そろそろコロナの影響から脱しつつある今、街や飲食店にもお客様が戻り始めてきました。
ただ、この約3年のコロナの影響は大きく、いつの間にか閉店してしまった店も街を歩くとたくさん見るようにもなりました。きっと、コロナ前の状態には戻っていませんから、今後もまだまだ閉店に追い込まれる店は増えることでしょう。
それと、飲食店も二極化してきたなと感じています。
この二極化は、二つあるように感じています。ひとつは、「売れている店」か「売れてない店」かの二極です。
コロナの影響を受けつつもこの3年の間であっても、やはり、「売れている店」はしっかりと売っていたのです。つまり、確実な「お客様の支持」があるということなのです。
もう一つは、「高単価の店」か「低価格の店」かです。
先日、上野のアメ横を久々に歩きましたが、気が付けば、「低価格の店」ばかりになっていました。立地柄仕方ない面がありますが、「安くしないと入らない(集客できない)」と考えている人もいるのかもしれません。もちろん、物価が急激に上がり、外食に使える金額が少なくなっていることは想像できますから、「低価格の店」が求められるのは仕方ないことかもしれません。
ただ、大手チェーンでないとなかなか「低価格の店」を維持、拡大することは難しくできるならば、中小飲食企業はこの業態に手を出したくないですね。
この状況で私が一番感じるのは、「原理原則の大切さ」です。
二極化で上げた「売れている店」といのは、やはり、「原理原則」に則った経営を行っており、逆に、「売れていない店」というのは、「原理原則」とは違った経営を行っていることがほとんどのように感じます。
特に、店つくりにおいては、「流行るための」セオリーがあり、それがコンセプトに基づいた店つくりを行うことです。コンセプトの構築が未熟だと、無意識のうちにお客様は「違和感」を感じ、最初は流行っても、いつの間にかお客様離れを引き起こすことになるのです。
また、店舗マネージメントや数値管理、教育においても、「原理原則」があり、「なんとなく」やっているようでは、今や絶対に結果はでない時代になりました。
こんな今だからこそ、確実に存続発展できる店つくり、会社つくりのために「原理原則」を再確認し、店、会社の今のあり方を見直しませんか?
これまでの僕のご支援先の事例(成功例、失敗例)や大手チェーン店の戦略から成功理由、失敗理由を明らかにするなど、より身近な例を題材に「原理原則」を解説させていただきます。
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この講座で学べる主な内容
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・デリバリー、TakeOutと差別化のために、「体験」を重視しよう!
・あなたの店は、お客様に「何が提供できている」店?
・「いきなりステーキ」が失速した理由と「焼肉ライク」の可能性
・マクドナルドとモスバーガーの戦略の違い
・スターバックスとドトールの戦略の違い
・コーヒー業界の価値提供の違い
・繁華街立地と郊外型立地のラーメン店の成功法則
・人通りの少ないところで衝動型タイプの店舗をやると即閉店
・ターゲット設定を「30代の男性」としているようでは、店は埋もれるだけ
・プロダクトアウト式ではなく、マーケットイン式で価格を設定しよう
・メニューの幅とメニューの数
・利用動機(シーン)を変えることで、集客アップを図る!
・商品を考える前に、コンセプトから考える
・商品キーワードを作ることが、商品開発の方向性を共有できる
・接遇の強化より、接客の方向性の確立とやることの明確化
・人財採用には、マーケティングの考え方を活かそう!
・今の時代の採用、離職率低下のキーワードは、「エンゲージメント」
・店長業務のPDCAとは? |
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カリキュラム
●「飲食店経営の原理原則が学べる講座」
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Ⅰ マーケティング 10:00~16:00
●今の時代に求められる「店舗コンセプト」の構築法
繁盛店には必ず「売れる理由」があります。その大きな理由の一つが、店舗コンセプトがしっかりと確立され、また、一貫性があるということ。
ただ、この10年間で「店舗コンセプト」を構築する方法も大きく変化してきました。その変化についても言及するとともに、今の時代にふさわしい店舗コンセプトの構築方法を解説いたします。
1)「利用動機」を深める!
・「目的来店」と「衝動来店」
・「目的来店型タイプ」と「衝動来店型タイプ」の経営法の違い
・「目的来店型タイプ」の販促
→「認知」から「再来店」までのフローを意識する
→店外での「つながり」をSNSで作る
・「目的来店」と「衝動来店」の価値を高める方法
2)「基本コンセプト」はマーケティング3.0を意識する!
・コーヒー業態に見る「価値提供」の違い
・マーケティング3.0の考えを踏まえて、基本コンセプトを作り上げよう!
・顧客視点でコンセプトを作り上げることの重要性
3)「メニュー構成」が飲食店の売上の90%作り上げる!
~ラーメン店業界を考察することで、メニュー戦略を深める~
・タイプ別経営の違い
①ターゲットとメニュー構成の関連性
②立地とメニュー構成の関連性
・メニューの幅の考え方(メニューの品数はどの程度揃えるべきか?)
・メニュー戦略のセオリー
①メニュー構成に必要な4つの要素
②ペルソナマーケティング
③マーケットインとプロダクトアウト
④商品の付加価値を高めるための原価率の考え方
4)「競争優位性」の作り出し方
・居酒屋業界におけるポジショニングの変遷
・「同質化」とは?
・「差別化」を図るための3つのポイント
・「一点集中主義」による売上改善手法
Ⅱ 「マネージメント」 16:00~18:00
1:地域密着型経営、永続経営を可能にする飲食企業構築法
チェーン化の手法もこの10年で大きく変化しました。
当社が推奨する「人を生かす経営」「地域密着型経営」「永続経営」を可能にするための会社構築方法について事例を交えながら解説いたします。
1)「価値観」の明確化と共有化
・店舗、人が増えるとともに出てくる課題
・今求められるのは「考動力」ある人材の育成
・「マニュアルサービス」と「考えるサービス」の違い
・価値観の共有のために・・・
①72の視点からの経営マトリクスの作り方
②経営理念とクレドの考え方
③理念、クレドを浸透させる具体的手法
2)離職を減らすための教育、採用
・教育の基本のあり方
・採用、離職率低下のキーワードは、「エンゲージメント」
・教育カリキュラムを社内に創ろう!
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講座概要
開催日 |
2023年4月3日(火)
10:00~18:00
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開催場所 |
東京都千代田区内神田3-4-11 サニー南神田ビル
●会場の場所はこちらをご覧下さい>>> |
費用 |
39,800円
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定員 |
限定10名
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参加者の特典 |
講師の中西が執筆したマニュアル、
人を活かす多店舗化を推進するための手引書
~10の“わかる”から、多店舗化のためにやるべきことが”わかる”手引書~
を参加者すべての方にプレゼントいたします。 |
【講師】
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中西フードビジネス研究所
代表/フードビジネスコンサルタント
中西 敏弘
1970年生まれ。奈良県出身、立命館大学経済学部卒。
大 学卒業後、一旦他業界での仕事に就くが、飲食の仕事に就きたいと思い、26歳で大手外食コンサルティング会社に転職し、それ以来飲食店コンサルティングの 仕事に従事。2003年に中西フードビジネス研究所を設立し、日本全国を日々東奔西走する毎日。携わった業態は、居酒屋からカフェ、イタリアンレストラ ン、ラーメン店まで多岐にわたる。得意分野は、店長指導、多店舗化指導。コンサルティングのポリシーは、小手先の提案ではなく、クライアントの戦力等を十 分考慮し、未来に向かって最適な戦略・戦術を提案することである。
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