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マネージャー業務のスキルを高めるためのコラム

 

 

●店長と店舗指導者の違い

 

 
店長をやっていて優秀な人が、SVや統轄店長という仕事に就くのが通常の流れです。店長として優秀でなければ、「店長を指導する」ということなんてできないからですね。

しかし、この「優秀な店長」であったからこそ、犯しやすい過ちがあります。
以前、私のクライアント先でこんなことがありました。


あるクライアント先でのミーティングでのこと。統括マネージャーに原価率が高騰しているA店の店長に、「適正な発注量」を教えるように指示しました。早速、統括マネージャーはA店の店長に指導したようで、半月後原価率を確認するとすぐに2%削減することに成功したようでした。

そして、私とのミーティングの際に統括マネージャーに、
「A店の原価率下がったね。よくやったじゃん!」
と褒めたところで、
「で、どうやって店長に指導したの?」
と聞いた途端、私は統括マネージャーに厳しく叱責しました。

さて、なぜ私は厳しく叱責したのでしょう?
その理由は次のとおりです。
私は統括マネージャーに、実は、次のような指示をだしたのです。

「A店の店長は、適正の発注量が分かっていないから、それを教えてあげて。ただ、そのまま教える(この数量でこれから発注してと指示する)と、自分の間違いに気付かないから、たとえば、平日10万の売上の際に必要な在庫数をすべて出させて、それを統括マネージャーが見てその発注数を訂正するようにしてあげて」
と指示したのです。
しかしながら、統括マネージャーは店長と発注数量を1品ずつ見直すことを面倒に感じてしまい、自分で10万の売上に対しての発注数をだし、それをそのまま店長に渡し「これで、これから発注して」と指示しただけだったのです。

この仕事には大きな問題があります。
経験のある統括マネージャーが発注量を決めてそのとおり発注させれば、原価率自体は下がるでしょう(現に、適正原価率になりました)。しかし、店長自身の成長にはつながらないのです。なぜなら、自分の発注量がどの程度間違っていたのか、また、適正量はどの程度なのかを自分で理解することができないからです。 ということは、また、この店長は同じミスを必ず犯すことになります。
この統轄マネージャーは、仕事はしたかもしれませんが、「自分の職責は果たしたと言えない」のです。なぜなら、「店長を指導していない」からですね。


どうしてこのようなことが起こるのか?

それは、店長の仕事と「店舗指導職」の役割を正しく理解していないために、こういったことが起こるのです。店長時代であれば、自ら動き、結果をだせばいいのですが、店舗指導職は、自らやって結果をだしても、それは、自分の職責を果たしていないのです。
SVや統轄店長になりたての頃はよくこういった勘違いをします。結果をだすのは大切な視点ですが、店舗指導職の役割を果たすには、「相手に結果をださせる」という視点を忘れずに業務を行うことがとても大切なのです。この視点を常に頭に入れておけば、店舗指導職としての動きは全く変わってくるはずです。

ですから、この場合であれば、店長に対して、
・なぜ、原価率が上昇してしまっているのかの「原因」を理解させる
・その原因は、発注量が間違っていると言うこと
・毎日の発注の仕方の確認
・適正発注量を店長にまず「考えさせてみる」
・店長が考えた「発注量」をチェック
・常に、適正量の発注量が行われているかどうか翌日よりチェック
以上のような流れで指導することが理想でしょう。
(店長指導の手順方法については、後ほど詳しく解説いします)

店舗指導者は、売上や利益など結果を出すことも大事ですが、店長を育てることも大きな役割なのです。とても難しいことですが、「結果を出しながら、人を育てる」ことが店舗指導者のミッションなのです。



 

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